Vampire Weekend Interview@08/08/11 WARNER MUSIC JAPAN
『10年前ならきっとマスコミの力を借りなくては音楽を聴いてもらえなかっただろうけど、今こうしてインディー・バンドが世の中に出てきていることは凄く健全なことだと思うよ。』
アルバム・リリース前から日本でも話題になっていた曲「A-Punk」。このユニークな作品からアルバムを大いに期待していた人もたくさんいたことでしょう。そして2月にリリースされたファースト・アルバムも期待以上に創作的で実験的なサウンドの作品に。今回メンバー全員でもインタヴューとなりましたが実際に会った本人たちもとても知的でジョークを交えながらのユーモアに回答してくました。
INTERVIEW:栗原ちひろ(PGS LIVE!)
PHOTO:浅倉有紀(Hard To Explain)
―サマーソニックでのライブお疲れ様でした。初めて日本でのライブですが楽しめましたか?
クリストファー:結構早い時間帯での出演だったけど、ファンの皆も盛り上がってくれて嬉しかったよ。
―日本のしかも都市部の夏ってもの凄く暑かったと思いますが大丈夫でした?
ロスタム:そだね。前から日本の夏は暑いよって言われていたから覚悟はしてきたんだよ。
―実際にライブを見てくれたオーディエンスがいるのをステージから目にした時の感想をお願いします。
クリス:自分が生まれ育ったとこでもなくましてやこんな遠いところで自分たちの音楽を演奏できて嬉しいことだよ。そのなかで多くの人が集まってくれて僕らの音楽に反応してくれることは凄いことだよね。
―ファースト・アルバム「Vampire Weekend」がリリースされましたが、自分たちでまず出来上がったときに感じたものを教えてください。
エズラ:初めて自分たちの作品が出来たのをフルで聞くことはドキドキする部分もあったよ。
クリストファー:レコーディングのプロセスが長かったこともあってずっと聞いてきた曲が多かったからどちらかというと一番感動したのは商品が出来上がったのを見たときかな。CDにビニールがかかって、帯がついてライナー・ノートが入った瞬間かな。
―私もアルバムを聞かせていただきましたが、今までに聴いたことの無いようなビートであったり。アルバム全体がユニークな作品になっていると感じましたが様々なジャンルの音楽が一枚に纏まっている、そんなアルバムだと思いました。
エズラ:これは凄くフレッシュな作品だよね。これは願望を込めて。
クリストファー:ビーチにいるような。つまり明るい音楽だと思っているよ。
ロスタム:ひとつひとつがカラフルで曲の感じも違っている。
クリス:僕はこの作品にはクリーンなイメージを覚えるよ。
―今、皆さんが言ってくれた表現がまさにVampire Weekendの音楽性をまとめていますよね。あなたたちはどのような音楽に興味を持っていたのでしょうか?
エズラ:僕はThe Beatles。きっと皆もそうだろうけど。
クリストファー:The Bandのリック・ダンコ。
ロスタム:子供のころからいろいろなものを聞いてきたかな~。でもU2の「Achtung Baby」が最初に影響を受けた音楽かな。6歳時のだけど、モーツアルト、チャイコフスキーもよく聞いていたよ。
クリス:僕はMichael Jackson。音が好きだったよ。あとはPixiesがギターを始めるきっかけになったバンドだよ。
―あなたたちはアフリカン・ミュージックにも興味があると聞きました。リスナーにとってはすこし馴染みの無いサウンドだとおもうのですがどんなところに魅力を感じたのでしょう?
全員:イエス!興味は凄くあるよ。
ロスタム:それぞれアフリカン・ミュージックとの出会いは違うけど、僕は両親からの影響があるよ。魅力はその音楽を聴いて十人十色のリアクションがあるよね。この人はこれが好きこの人はこれが好みじゃないとか様々なリアクションあることがおもしろいよね。
クリストファー:僕は高校時代にたまたまアフロ・ビートを聞いたときの感動たるや!って感じだったかな。ポップ・ミュージックで大体がThe Beatlesからの影響を感じさせるものだと思うんだよけどそれとは全く違うルーツのポップ・ミュージックがあるということに感動したんだよね。
―アーティストもあなたたちの音楽をお気に入りに挙げているのをよく聞きますが、同じアーティストたちに共感を得られていることに関してはどう思いますか?
クリストファー:嬉しいのは僕らは長い間バンドをやっていたわけでもないのに共感を得られていることは嬉しいよ。
クリス:僕は自分たちで楽器を手にして学んでいったからね。ライブを実際にやってオーディエンスからの反応は見ることが出来ても実際に言葉を聞けるわけではないからね。違うバンドから「君たちの演奏、凄くよかったよ。」って言われるのは嬉しいよ。
ロスタム:僕らは楽器の専門職をやっているわけではなきから余計に。
エズラ:アメリカのMTVで応援してもらっているから他のアーティストはそれだけで引いちゃうんじゃないかな。
―では逆にVampire Weekendのお気に入りのアーティストを教えてください。
ロスタム:僕はDavid Byrne の新曲。来週新譜が出るんだよ。
エズラ:カナダのBORN RUFFIANSってバンド。知ってる?彼らと一緒にショーをやったけど凄く良かったよ。3ピースのバンド。リズミックなポップスでギター、ベース、ドラムが凄く効いているバンドだよ。
クリストファー:僕はCrystal Castles。サマーソニックでもライブをしていたカナダのバンドだよ。
クリス:The Nationalってバンド。
―Vampire Weekendとブルックリンの関係を教えてください。
クリストファー:そういえばエズラは彼女と今度からブルックリンに住むんだよ。彼女が家を借りちゃったんだよね。
―(スタッフ)おめでとう!
ロスタム:で続きだけど、まあ、僕は東海岸出身だけどね。僕は両親がブルックリンに住んでいたよ。だからそんなに関係性はないんだよね。
―あなたたちの出身でもあるニューヨークを含め、USの音楽シーンについてはどう感じていますか?
クリストファー:凄く健全な状態になっていると思うよ。僕らはいろいろなメジャーレーベルに会ったけど、よくよく考えるとインディー・バンドでも出来ることがたくさんあるよねって思って。インディーズにしようって決めたんだ。10年前ならきっとマスコミの力を借りなくては音楽を聴いてもらえなかっただろうけど、今こうしてインディー・バンドが世の中に出てきていることは凄く健全なことだと思うよ。
クリス:例えばKaty Perry はレーベルが大きなお金を出してプロモーションしているけど、The TeenagersってバンドのPVはキンガ・ブルーザーがプロデュースしたんだけど、実はその後に彼女のサイドからキンガにPVのオファーがあったんだよね。インディー・バンドたちがDIY精神で自分たちで探してきたクリエイターたちをパクリと持っていく感じもしているかな。
―なるほど。でも逆にそいうったメジャーがインディーの精神に肖っている感じも実はいい状況かもしれないですね。
全員:うん!
クリス:僕は彼女の大ファンだからね。(笑)
―それでは今日はありがとうございました!
今回Vampire Weekendのメンバー全員からサインをもらいました。
プレゼント応募はPGS会員の方優先とさせていただきます。
(応募と同時に会員になるのも可)
尚、当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。ご希望の方は住所・氏名・電話番号・希望商品(Vampire Weekendサイン)を明記の上、下記応募フォームよりご応募下さい。締め切りは2008年8月30日まで。PGSへのリクエスト等ございましたら合わせてご記入下さい。
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<DISC>
『ポップだ!アフロだ!パーティーだ!NYで話題沸騰中のマッシュ・アップ・バンドVampire Weekendデビュー!』
Vampire Weekend/『Vampire Weekend』
レーベル:ワーナーミュージックジャパン
品番: WPCB10048
販売価格:¥2,580(tax in)
発売日:2008年02月27日発売
TRACKLIST:
1 Mansard Roof
2 Oxford Comma
3 A-Punk
4 Cape Cod Kwassa Kwassa
5 M79
6 Campus
7 Bryn
8 One (Blake's Got a New Face)
9 I Stand Corrected
10 Walcott
11 Kids Don't Stand a Chance
12 Ladies Of Cambridge
13 Arrows
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