The Troubadours interview@08/08/07 BMG Japan
『凄く自信作だよ。ヴァラエティーにも富んでいるし本当にジェットコースターに乗っているような、旅に連れて行ってくれるようなメリハリのある作品になったと思うよ。』
サマーソニックで初来日となったThe Troubadours。ライブを明後日に控えている彼らにインタヴューしてきました。本人たちは想像していた通り落ち着いていてやわらかい雰囲気の持ち主たちでした。私たちの元にもうすぐ届くであろう、ファースト・アルバムについて、またバンドを結成する経緯についていろいろと話を聞いてきました。
INTERVIEW:栗原ちひろ(PGS LIVE!)
PHOTO:浅倉有紀(Hard To Explain)
―まず、9月の後半にファースト・アルバムがリリースされますが完成おめでとうございます。私たちのもとにはまだ届いていないのですが、どんな出来になったか少し教えてください。
マーク:(トニーに向かって)お前答えろよ。
トニー:え~!
マーク:ほら、あの話があるじゃん!ジェットコースターの・・・。
トニー:あ。あれね!うん。凄く自信作だよ。ヴァラエティーにも富んでいるし本当にジェットコースターに乗っているような、旅に連れて行ってくれるようなメリハリのある作品になったと思うよ。
マーク:僕も今回のアルバムは自身があるよ。
エルモ:なんだかんだ2~3年かけて作った作品になるからそれがついに完成したから嬉しいよ。
トニー:一つ一つの曲に違いがあるところが気に入っているかな。あとは昔の曲の影響もいろいろな形で表現できているから凄く満足しているよ。
―実際にあなたたちの音楽を聞かせてもらいましたが、アコースティックで美しさ感じます。そしてあなたたちの音楽に懐かしさを感じる人もいると思います。私のような2000年代から音楽を聴き始めたリスナーにとっては新鮮な感覚を覚えました。あなたたちは実際にどのような音楽を聴いてきたのでしょう?
トニー:僕らは逆にそういうことは意識していないかな。君とは逆に僕らは昔の曲を普通に聴いてきたからね。確かに昔の音楽をあまり聴かない人たちにとっては新鮮な気持ちになるかもね。今の質問が僕らの音楽を表現するいい解説になっていると思うよ。
―では、具体的にどんなアーティストの作品を聞いてきたのでしょう?
ジョニー:大きいところではThe Stone Roses、Chuckとかかな。
―デビュー・シングルの「Gimme Love」は、ジョン・レッキーをプロデューサーに迎えての作品ですが、彼は凄く大物のプロデューサーの担当をしていますよね。プレッシャーなどは感じませんでしたか?
マーク:全くプレッシャーは感じてないよ。でもやっぱり最初は緊張はしたかな。だって自分たちが大好きなアルバムを手がけてきた人だろ?僕はThe Stone Rosesのデビュー・アルバムなんか大好きだったし。でも実際に会って作業に入ったら楽しく作品を作ることが出来たよ。
トニー:2週間一緒に彼と仕事をするわけで、せっかくだから出来るだけ彼の脳みそのなかに入って知識を分けてもらおう、勉強させてもらおうって決めたんだよね。だから緊張はしていないかな。
エルモ:緊張ってよりはエキサイトだったよ。僕らの好きなアルバムを手がけて人と一緒に作品が作れるのかというほうが大きかったかな。
―なるほど。私のあなたたちの立場だったら楽しくて仕方がないと思います。
マーク:うんうん。リハーサルのときから部屋にビールを持ち込んでパーティー状態で制作していたからね。(笑)
―最近のUKミュージックのイメージとしてダンス・ミュージックを取り入れたロックが目立つと感じています。そう考えるとあなたたちのバンドは唯一無二ではないかなと思います。自分たちが音楽シーンのなかでどんな立ち居地にいるバンドだと解釈していますか?
ジョニー:考えてみると本当に優れているバンドはどこからともなく現われるよね。例えばOasisもそうだし、Arctic monkeysもそうだし。
マーク:そういった流れって確かにあるよね。ジャンルとかにこだわらずに現われるバンドとかね。Arctic monkeysが売れました。そうならるととたんに彼らに似たバンドが山ほど出てくる。でもやっぱり彼らにはなりきれないんだよね。そういう独自性を持っているバンドに成長したいと思っているよ。
―今度はバンドの結成についてですがこのメンバーでバンドを組んだ経緯を教えてください。
マーク:最初からビジョンがあったわけではなくなんとなく自分で曲を書いていたからね。でも実はデモとかもつくってあったんだ。そうなると今度はどういう人たちとバンドを組むかって話になって。でもなんとなくどんな人たちを組みたいかは既に決まっていたようなものかな。それがプラット・フォームになってここまで築き挙げてきたんだ。まあ言ってしまえば好きな音楽が似ているもの同士が組んだわけでどんな作品をつくりたいかということが明確な人たちが集まったよね。
―そうやってバンドを続けていく中でThe Troubadoursのターニング・ポイントはどこだったと思います?
マーク:そう考えるとマネージャーとの出会いが一番大きいんじゃないかな。彼が僕らの音楽に関わってくるに連れて、プロフェッショナルな考え方やビジネス的な考え方を身につけたかな。それまでは男4人が集まってワイワイ楽しく音楽をやっているだけだったからね。
ジョニー:僕らには調教師みたいな人が必要だったんだよ。それまではやりたい放題だったからね。それでようやくバンドとして纏まった、それが転機だったと思うよ。
―「Q magazine」が選ぶ今年ブレイクが期待される新人に選ばれましたがその心境はでうですか?
トニー:やっぱり嬉しいことだよね。
マーク:僕らが10代のころから読んでいた雑誌だからね。
―他にもPaul Wellerのオープニング・アクトを務めていましたが彼とはどのような経緯で出会ったのでしょう?
トニー:実際に彼に会ってみたけどもの凄く地に足のついた人だよ。実は向こうから「やあ!僕はポールだよ。」って。(笑)「僕らはあなたのこと十分に知ってます。」って感じだったよね。前からポールが僕らのことをインタヴューで話したりしていたのは知っていたけどね。
マーク:myspaceに一緒にとった写真載せてあるんだよ。
―それは凄いですね!
マーク:これは載せとかないとって思ってね!
―では、Paul Wellerと自分たちと共有できる部分ってあると思いますか?
マーク:彼の書く曲、ソングライティングの部分で僕は感じ入っているけど、彼の曲作りに対する姿勢が似ているかな。
ジョニー:彼が影響を受けた音楽を僕らが影響を受けてきた音楽が共通しているんだよ。彼のバンドでギターを弾いているスティーブが組んでいるバンドの大ファンなんだよね。
トニー:考え方はよく似ていると思うよ。音楽に対して何を大切に思うかってところとかね。
―なるほど。では今までは昔のバンドが多かったので逆に最近のバンドでお気に入りのアーティストがいたら教えてください。
マーク:アレックス・ターナーがやっている別プロジェクトのThe Last Shadow Puppetsなんか良いと思ったよ。The Zutonsとかも。あとはGLASVEGAS もいいバンドよね。
―この先The Troubadours としてどんな作品を作り続けていきたいですか?
マーク:今のところはまだアルバムをリリースしたばかりだしプランはないかな。特にこうしたいってプランは立てないようにしているんだ。流れに身を任せるって感じかな。あとはやっぱり人が音楽を聴いていてハッピーな気持ちになるということを大切にしていきたいよね。
トニー:みんなが僕らの曲を聞きたいと思っている人がいる限りバンドを続けていくことかな。
―では最後にサマーソニックでのライブを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
マーク:トウキョウ、サイコウー!
トニー:たぶん君らも楽しみにしてくれているだろうけど僕らも君らがどんな反応をしてくれるか楽しみなんだよ。とりあえずがっかりさせるようなことの無いようにがんばるよ。
―これは期待できますね!楽しみにしています。今日はありがとうございました。
今回The Troubadours のメンバー全員からサインをもらいました。
プレゼント応募はPGS会員の方優先とさせていただきます。
(応募と同時に会員になるのも可)
尚、当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。ご希望の方は住所・氏名・電話番号・希望商品(The Troubadours サイン)を明記の上、下記応募フォームよりご応募下さい。締め切りは2008年8月30日まで。PGSへのリクエスト等ございましたら合わせてご記入下さい。
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<DISC>
『リヴァプールで40年ぶりの奇跡起きる!吟遊詩人という名を冠するThe Troubadours。斬新でノスタルジーを誘うメロディー、ついにアルバムが完成!』
The Troubadours/『The Troubadours』 レーベル: Bmg ジャパン
品番: BVCP24142
販売価格:¥2,300(tax in)
発売日:2008年09月24日発売
<関連LINK>
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⇒BMG JAPAN
