Scouting For Girls Interview@08/03/02 BMG JAPAN
「僕らは曲重視だから楽しくて、まるでパーティーをしているようで、2人の人がキスをしているような、そんなサウンドなんじゃないかな。」
ピアノを基調とした美しいメロディーにウェット感を含んだノスタルジックな歌詞。イギリス発の3人組バンド、スカウティング・フォー・ガールズ。
幼馴染の友人同士で組んだこのバンド、とにかく『良質な曲』をつくることをモットーに作品作りに励む彼らの謙虚な姿勢には、私たち日本人ならだれもが共感できるはず。そんな彼らのファースト・アルバムの国内盤が4月にリリース!3月1日のブリティッシュ・アンセム翌日に直撃インタヴューしてきました。前日に見せたエモーショナルなヴォーカリストの歌声には、鳥肌がたったものです。和やかな雰囲気で会場を幸せいっぱいに包んだ彼ら、実際に会ってみてまさにイメージ通り!音楽も人柄も温かくポップな方たちでした。今回はアルバムについてのこだわりや、日本に対しての思い、自分たちの音楽について大いに語ってくれました。
INTERVIEW:tani(PGS LIVE!)
PHOTO:栗原ちひろ(PGS LIVE!)
―まずはじめに、自己紹介をお願いします。
ピート:僕はドラム担当のピート。
グレッグ:僕はベースのグレッグ。
ロイ:僕はヴォーカル、ギター、ピアノ担当のロイ。
―ありがとうございます。まず簡単に結成の経緯を教えてもらえますか?
ロイ:僕らは昔からの幼馴染で僕とピートは6歳くらいからカブ・スカウトで一緒になって、グレッグとは11歳の時に知り合って学校で初めて会ったんだ。14歳の時に一緒にドラムを習い始めたのをきっかけに、15歳の時にお母さんの部屋にたまたまギターがあるのを見つけてそこで初めてバンドを結成しようと思ったんだ。でも本当に今の形でバンド活動をしようとしたのは17、18歳の時かな。
―結成時からギターやピアノ、ベース、ドラムといったシンプルな形だったのですか?
ロイ:最初から3人で結成したんだ。僕はもともとギター担当だったんだけど、本格的にピアノのほうをメインにするようにしてからはバンドとしての形が固まったかな。
―結成当初の音楽性は今のようなものだったのですか?
全員:YEAH!
ロイ:スカウティング・フォー・ガールズとしてはじめてからは今のような方向性でそれまでは友達のために曲を作って演奏してた感じ。このバンドになってからは積極的にファンの子達もついてきてくれるようになって僕らのライブをわざわざ見に来てくれてた。音楽を誰からも親しまれやすいようなもだったからかなと思っているよ。聴くと気持ちが明るくなるような曲を作ってるからかもね。
―昨日実際に日本でライブをしてみた感想を聞かせてください。
ロイ:不思議な体験だったかな。僕らのサウンドマンは何度か日本に来ているんだけど「日本の観客はライブを聞きに来るから」というように言われていたんだ。で、実際にその通りだと感じたね。イギリスでは結構、飲んで騒ぎにライブ来てるような感じだから、イギリスとは全然違うかな。本当に素晴らしくてあんな大人数であの静かな体験は初めてだったね。緊張していたんだけど最後には信じられない気持ちだったね。もう少し日本語を覚えておけばよかったと思っている。「アリガトウ」くらいしかわからないからね。それもちゃんと言えてたかわからないしなあ(笑)
―前後のバンドが全然違ったタイプのバンドだったので面白い感覚でした。そこではやり辛かったということはありましたか?
ロイ:そういう状況には慣れっこだよ。僕らはポップ・バンドだからね。いわゆるポップ・バンドとかボーイズ・バンドというと作られた感があるかもしれないけど、どう見ても僕らはそういったタイプでもないし、ポップな曲を演奏するけど普通のバンドなんだよね。若干違うって見られてもそれはそれで嬉しいくらいだよ。
―最近のイギリスの新人バンドではあまりいないタイプのバンドだなと、思いました。その辺はメンバー自身ではどう感じていますか?
ロイ:それはやっぱりピアノが一番の特徴だからじゃないかな。ピアノベースでしかもビックなサウンドの曲だからかもね。曲重視だから楽しくて、まるでパーティーをしているようで、2人の人がキスをしているようなサウンドなんじゃないかな。
―アルバムの話になりますが、テーマやビジョンというものはありましたか?実際に作ってどうでしたか?
ロイ:バンドとして、曲重視のアルバムを作りたいと思っていて、誰もが通過する青春をテーマにしたところがあるかな。そもそもスカウティング・フォー・ガールズというバンド名は、ボーイズ・スカウトのハンドブック、つまりそれは「少年期」ということであって、スカウティング・フォー・ガールズつまり、女の子たちのほうに目線が行くようになる、18歳から25歳くらいの男性のテーマなんじゃないかな。それこそ初めて恋をしたり、初めて失恋したり、初めて仕事に就くようになり、初めて仕事をクビになったり。もしくは仕事をしているんだけどこんな仕事したくないなと思っているような、そういう18歳から25歳くらいの人たちが体験するような青春の1ページが詰まっているような作品にしたいと思ってたね。ピュアでナイーブな感じも出したかったし、11曲どれもがシングルにできるような仕上がりになっていると思う。作っている過程ではバンドメンバーも友達だしプロデューサーともうまが合ったから最高に楽しかったよ。
―さっき話しにも出てきたプロデューサーの話しになりますが、作品を手掛けたアンディー・グリーンとの作業はどうでしたか?プロデューサーが入ることによって変わるものはありましたか?
グレッグ:彼の存在はたぶんいろいろなことに目を開かせてくれたかな。新しいことにチャレンジさせてくれたという一番の貢献だったかなと思っているよ。
ロイ:そもそもアルバム制作の段階でレコード会社のデモ音源があったからそれを新しくミックス知ればいい状態だったんだ。でもせっかくレコード会社と契約したのにベット・ルームで作ったような音源をわたすのはないだろ~!と思って、ちゃんとレコーディングしたいっていうことがあったんだ。デモというのは一種の見本のようなものでありそこにいろいろなものを重ねていったりしたかな。ちなみに僕がB面の曲のプロデュースもしたんだよ。でもアンディーは仕事をしていて本当に天才だなと思ったよ。いろいろな巨匠について学んできた人だし、世界中のレコーディング・スタジオでも仕事をしていた人だからね。彼のおかげでいろいろと試すこともできたし楽しかった。ものすごく気があったからよかったと思っているよ。実はこの経緯は火曜日にライブがあってレコード会社との交渉中だったときにライブ後、エピックがアンディーをつれてきて、「もしうちと契約したら月曜日からレコーディングできるよ」といわれたからこれで決定だ!と思ったね。これほど説得力のある言葉は無かったね。
―つまり、次の週の月曜日ってことですよね!?
ロイ:でも実際に契約したのは水曜日だったかな。2月14日のヴァレンタインの日だよ。それで、同じ週の金曜日にはそれぞれの仕事をやめて次の週の月曜日にレコーディングに入ったってことで、1週間も無かったね。
―すごい早さですね。
ロイ:イギリスでは僕らのことを1日でスターになったていう捉え方をしているんだけど例えば、「シー・ソー・ラブリー」なんかは6ヶ月間チャートに入っていたし、その後リリースしたシングルも2ヶ月くらいチャートインしてたよ。でも結成して10年目だから、10年目にしての1夜の成功かなって感じだね。
―音楽もポップだし、日本人にも共感しやすい歌詞ですよね。次作もこういった素敵な作品を作ってもらえたらなと思っています。
ロイ:ありがとう!僕らも同じ感じのアルバムを作れたらなって思っているよ。そして、また日本に戻ってきたいよ。最近までイギリスにいて今、こうして日本にいてインタヴューを受けていること自体すごくクレイジーだよね。それに各国にいけるって本当に恵まれているよね。自分たちが夢に思っていた仕事ができることは非常に光栄に思っているよ。
―皆さんが影響をうけたアーティストを教えてください。
ロイ:僕らに関して年代別にいろんなアーティストに影響を受けているね。90年代だったらオアシスやブラー、スーパーグラス、ストーン・ローゼズといったブリット・ポップのバンド、60年代だったらビートルズ。
グレッグ:あと、ビーチボーイズとかもね。
ロイ:とにかく良質な音を作るバンドから刺激をうけていて、だからあんまりバンドのルックスにこだわらないかな。例えば、アイドルであっても、ヘヴィーメタルであってももしくはポップなバンドでもとにかく良質な曲を作っているバンドは新鮮に感じる。あとは聞いて踊れるような曲が自分たち自身好きなんだよ。まあ、僕は踊りが下手なんだけどね(笑)
―日本に来た感想をお願いします。
ロイ: 日本にきて僕とグレッグはホテルのエレベーター昇ったり、下がったりして遊んでいたよ。本当に景色が素晴らしくて。昨日の夜もマネージャーを部屋に連れてきて、夜景が本当にきれいなんだよと是非見てくれと進めたんだ。
グレッグ:2日間で写真を100枚くらいとったよ。
ロイ:日本はだれもがフレンドリーだよね。ロンドンも東京と同じくらいの大きさの国だと思うんだけどすごく温かさを感じたよ。もちろん昨日の夜は5時まで飲んだくれていたから、そういう雰囲気の中でそう感じたのかもしれないけどね。(笑)
―では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
ロイ: 僕らは君たちのことが大好きだよ!是非また日本に戻ってきたいな。 次回は夏のフェスティバルで戻ってきたいよ。決まってはいないんだけど言えば言うほど本当になるかなと思ってるよ(笑)。だから僕らがまた日本にこれるように日本のプロモータにE-mailで毎日僕達を夏のフェスティバルに呼んでくれるようにメールを送ってね!(笑)
一同:爆笑
—今日はありがとうございました。
今回サインを2枚頂きました。
プレゼント応募はPGS会員の方優先とさせていただきます。
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尚、当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。ご希望の方は住所・氏名・電話番号・希望商品(Scouting For Girls サイン色紙)をご明記の上、下記応募フォームよりご応募下さい。締め切りは2008年5月31日まで。PGSへのリクエスト等ございましたら合わせてご記入下さい。
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<DISC>
『本国UKではアルバム発売から4ヶ月後にバンド初の全英アルバム・チャート1位という驚異的な偉業を今週達成!』
Scouting For Girls / 『Scouting For Girls』
レーベル:BMG JAPAN商品番号: BVCP-24131
販売価格:¥2,300
発売日:2008/04/23
01.キープ・オン・ウォーキング
02.シーズ・ソー・ラヴリー
03.イッツ・ノット・アバウト・ユー
04.ジ・エアプレイン・ソング
05.ハートビート
06.エルヴィス・エイント・デッド
07.アイム・ノット・オーヴァー・ユ
08.アイ・ニード・ア・ホリデイ
09.ザ・マウンテン・オブ・ナヴァホ
10.ジェームズ・ボンド
11.シーズ・ソー・ラヴリー(Acoustic) [ボーナストラック]
12.ユー・ワー・フィッター・イン・ユア・マイスペース・ピクチャー [ボーナストラック]
13.ワンダフル・ライフ [ボーナストラック]
<関連LINK>
⇒Scouting For Girls Official site
⇒Scouting For Girls BMG JAPAN site
