HOTなロンドン・レポートをお届けします。2月17日のロンドンの老舗ライブハウス100Clubで行われたNeils Childrenの密着レポートをLONDON PGS LIVE!特派員がレポート!!

彼等の音には無駄がない。必要最小限にまで削られた音楽であり、例えるなら骨と皮であり、聴いていて時々痛々しくも思ってしまうのである

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TEXT&PHOTO:伊藤麻貴(LONDON PGS LIVE!特派員)

数え切れないほどいるイギリスのバンドの中でも、「異色」とされている-Neils Children-彼等のライブを100Clubで見てきた。彼等は、2006年のBRITISH ANTHEMでも来日し、その後Horrorsの来日アクトにゲストで出演しているので、その時に彼等のライブを目にした人も多いと思う。
毎回思うのだが、音楽が好きな人にとって、ここロンドンは優しい。何と言ってもライブ代が安い!今回のライブも破格の4ポンド(1000円以下!)であった。

この100Club、1960年代にはRolling Stones、1970年代にはSex PistolsやThe Clashを世に送り出している、元は60年以上の歴史を持つジャズ・クラブである。そんな歴代の偉人達が立った同じステージを目の前にし、少々感慨にふけるも束の間、Neils Childrenが無言で登場。ずるい位、そして憎いほどに細い!!一体何を食べているのだ!?

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Neils Children、その音楽性はもとより、メンバーの個性的な髪型やファッション、ゴス的なメイクでも注目である。日本で言うビジュアル系ともまた違うのだが、ファン層はそれに類似しているものを感じた。というか、ファンは申し合わせたかのように黒・白で統一されている(少しびびる)。日本で見たときは、女の子が多いように感じたが、今日は男の子が非常に多かった。「きゃー」という女子の黄色い歓声というより、野郎の「ぅえーぃ!」と言うような表現の難しい野太い声がよく響いていたな…。そして気になるメンバーはと言うと、あれ?メンバー3人中2人が刈上げ(笑)?苦笑しながらも、不思議と似合っているのが憎い。日本じゃ余り見ないなーこんな刈上げ…。しかし、こういうのも様になってしまう辺り遺伝子の違いをひしひしと感じでしまう訳で…。

彼等の音楽を聴いたことがある人なら分かると思うが、彼等の音には無駄がない。必要最小限にまで削られた音楽であり、例えるなら骨と皮であり、聴いていて時々痛々しくも思ってしまうのである。しかし、それ故彼等の伝えたい音がオーディエンスに直に伝わってくる、そんな印象を受けた。JOHNの妙に艶っぽいヴォーカルに、BRANDONの錆びれたドラム、そしてKEITHの骨太のベース、彼等の音楽にこれ以上のものは必要がない。間違いなくロックしているのだが、JOHNの艶っぽい声のお陰で、変にロマンティシズムも感じる。そして、たまにJOHNがKEITHと絡むのだが、それに筆者、辺にそわそわしたりして…(妄想)。更にドラムを激しく叩くBRANDON、彼の髪がふっさふっさ揺れるのを見るのも一興であった。っていうか、吹っ飛んできそう(笑)。…ファンの皆さん、すみません。

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ライブ自体も彼等音楽と同じように無駄のない約30分。余りに駆け足過ぎの様にも思えたが、それまた彼等の持ち味の一つなのではないだろうか。あぁぁーーもっと見たいぃ!とオーディエンスに思わせるのも、もしかしたら彼等の策なのかもしれない。成る程、こうやってNeils中毒者が増えていくのか…。


<関連LINK>
⇒Neils Children myspace

⇒100 Club

Posted by takamoto at 2008-02-27 10:33