『AUDIOSLAVEのトム・モレロさんですか?』と訊いてきたんだよ!
『フッフッフ、そうだよ〜』と答えたら、
『キャーすごい!Vo.のクリス・コーネルさんはどこですか?』だってさ(苦笑)
『...きっとクリスはホテルで、どうやってバンドを解散させようか画策してるよ』って教えてやったよ(爆笑)

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PHOTO by Wataru Umeda

「The Nightwatchman」
つい先日、Rage Against The Machineの再結成LIVEでも 激しいテクニックで度肝を抜かされたギタリスト“トム・モレロ”の完全なるソロ・プロジェクトが、この「ザ・ナイトウォッチマン」
ミクスチャー・ハードコアなRage Against The Machineとは違い、ソロではフォークシンガーとして活動しているギャップは、彼の音源を聴いてもらえれば分かると思います。

レイジの華々しい再結成in JAPAN(幕張ホール)が終わった数日後に、トムモレロは渋谷クアトロで小規模の1人Liveをする訳なんですけど、そりゃ〜「絶対に行くしかない!」と意気込んで行って参りましたマイ・ホーム・タウン「渋谷クアトロ」
何万人もの観客を魅了した幕張メッセから一転、かなり落ち着いた雰囲気のフロア。
「本当に、あの超絶テクを炸裂させたトムモレロが一人で渋谷のliveハウスでするのだろうか?」
と、若干の不安を消し去るかの様にご本人登場!

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PHOTO by Wataru Umeda

アルバムジャケットそのままの黒シャツ&黒キャップ姿で、楽器に「WHATEVER IT TAKES」の手書きメッセージ(彼の敬愛するフォークシンガー“ウディ・ガスリー”からきた言葉ですね)で颯爽と登場?
「んっ?サッ サングラスが……大門?」と、レイジとは全く違うオーラで“One Man Revolution”でLIVEがスタート。
題名のごとく「一人で革命を起こす」と、今までレイジでは4人で革命を起こしてきた男がThe Nightwatchmanでは1人で起こしている姿勢に、彼の真摯な姿勢を感じさせる。

その後も“Union Song”から、クラッシュのジョーストラマーに捧げる詩“ Maximum Firepower”とOne Man Revolutionのアルバムからの選曲で、レイジのトムモレロではなく Nightwatchmanのトムモレロという事を、解ってはいるのだけど納得せざるをえないし、
僕らはただ単純に「1人のフォークシンガーを見に来ているのだと」会場のオーディエンスも察知したのか、雰囲気良くトムの低音が効いた声にすんなり魅了される。

AC/DCの“Dirty Dees Done Dirt Cheap”や、レイジのフォーク版“Guerrailla Radio”も飛び出し、12曲を披露した時には、普段の踊った恍惚感とは違い、幸福感に浸れる。
なにせ、LIVEの途中でも通訳さんを呼び寄せMCをしきりにしている姿は単純に「あっ、この人 普通に良い人なんだろうな〜」と親近感も芽生えし、内容もクラッシュのようなパンク・ムーブメントがあったから「お金もない、楽器を弾く技術もない」人でも音楽を作るアーティストになれたのだとか、カトリーナによる災害やブッシュの事など 高学歴なのに現在は一人のミュージシャンであるトムだからこそ伝わる話に尊敬。

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PHOTO by Wataru Umeda

でも、一番面白い話はオーディオスレイブでの話
AUDIOSLAVEでスウェーデン・ツアー中、街を歩いていたんだ。
すると、向こうから18歳ぐらいの女の子が二人やってきて
『AUDIOSLAVEのトム・モレロさんですか?』と訊いてきたんだよ!
『フッフッフ、そうだよ〜』と答えたら、
『キャーすごい!Vo.のクリス・コーネルさんはどこですか?』だってさ(苦笑)
『...きっとクリスはホテルで、どうやってバンドを解散させようか画策してるよ』って教えてやったよ(爆笑)

こんな「面白ネタ」も持っているトムモレロに、僕は更に尊敬!
レイジでは、超クールなギタリストだと思っていたけど「実際は面白い人なんだな〜」と考えている間に、アンコールにも2回応えて“Until The End”でLIVEが終了。
いや〜、今までのLIVEとは違う面白さを発見出来た様に思う。

ピークシーズのフランク・ブラックが行なった、青山のギャラリーでのLIVE(これまた、通訳さんがたびたび登場)でも思ったけど
激しいROCKを奏でる人は、反面 心が落ち着いていて「ユーモア溢れる人」なんだとつくずく感じました。
帰り際にも、出待ちのファンに笑顔でサインしている姿が印象的でした。
今後も、トムモレロの活動には期待大!!

2008/2/13 The Nightwatchman@Shibuya CLUB QUATRO
-SET LIST-

1.One Man Revolution
2.Union Song
3. Maximum Firepower
4.Dirty Dees Done Dirt Cheap (AC/DC cover)
5.Midnight In The City Of Desperation
6. House Gone Up In Flames
7.Saint Isabelle
8. Flesh Shapes The Day
9. The King Of Hell
10. The Garden of Gethsemane
11. Guerrailla Radio (Rage Against The Machine cover)
12. Let Freedom Ring
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13.Alone Without You
14.The Road I Must Travel
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15.Until The End

TEXT:大橋弘幸(Moja/rockin’beats)

Posted by takamoto at 2008-02-22 22:05