90年代の偉大なバンド「Rage Against The Machine」彼らは、早くも世界の音楽史の中で伝説となるアーティストだと言うのは、間違いありません。

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08年幕張2.9
PHOTO:有賀幹夫

<メンバー>
Zack de la Rocha(Vo.)
Tom Morello (G)
Tim Commerford (B)
Brad Wilk (Dr)

YYYEEEAAAAHHHH HHHHHH!! Motherfuckeeeerrrrrr~!!!ふぅ〜、いや本当に参ったね! あいつら本当にスゲ〜わ!!「えっ?」「何がって?」
レイジの奇跡的な再結成LIVE@JAPANの話ですよ〜洋楽好きな方なら、勿論知っているでしょうけど 以外と若い人は知らないかな?では、オーディオスレイブのVo.以外が全員レイジのメンバーと言えば分かるかな?

1990年に結成されたレイジ・アゲインスト・マシーンは、ラップとヘビーメタル的アプローチを行なって来たバンドの一つで、いわゆるミクスチャーをここまで押し上げたのは彼らの偉業が多いと思う。しかも、Vo.のザックが歌うリリックは見せかけだけではなく根底にある「国に対する不満」を、マルコムXやチェ・ゲバラの様に「一人の革命家」として本気でアクションを起こしていた。例えば、ゲバラの肖像画をステージに掲げたり アメリカ国旗を逆さまに吊るしたり 死刑判決を受けた政治評論家の釈放を求めるなど、その過激な活動から政府からも「一つのROCK BAND」とはかけ離れた存在としてマークされていたのも事実。

かつてのジョンレノンが平和的なメロディで訴えていたのに対して、レイジは「もう我慢が出来ない、心の高ぶり」を市民として代表し、メロディに乗せていたようにも思う。でも、何故このバンドがここまで政治に対してデビュー当時からアクションを起こしていたのか?という疑問も出てくるとは思いますが、そこにはちゃんとした必然が伴ってくる訳で、中でもザックとトムにはちゃんとした理由がある。ザックは政治的趣向の強い画家の父と反戦活動家の母の間に生まれた子供で、トムはケニアの民族過激派の父とザックと同じ様な活動家の母の間に生まれている。しかもトムは高学歴でも有名なエリート(ハーバードの政治学を首席で卒業)で議員秘書を務めるもリベラルな思想の為に解雇され、音楽の世界に行く事になる。

ふぃ〜!お固い話はここまでで
とにかく、2000年に突然の解散をしてから2007年に突然の再結成!当初は再結成をしたコーチェラ(夏フェス)のみと噂されていたけど、ここ日本にもツアーで来てくれました!「金儲けとは言わせない!」そんなデビュー当時から大好きな 酔っぱらい音楽ライターとしては、行かない訳がない!という事で、2/9にサマソニ会場でもある幕張メッセに伝説を見に行って来ました。初来日でもある97年のフジロックにも行きましたが、チケットなしで行ったので雷雨の中 漏れてくる音で楽しんでいたので、ちゃんと見るのは初めて!

当日、会場に着くも早くもメッセの通路は大賑わいで 物販も長蛇の列。物販は諦め、雪が降りそうなくらい寒い外でウイスキーで体を温め30分前には会場へ。
この日はSOLD OUTなだけあり、どこのブロックも超満員!約30分の遅れで照明が暗転し、場内のいたる所から歓声がこだまする。「本当にレイジの再結LIVEが始まるんだ」と自分の高揚が抑えられなくなる位にステージを見守る。ソビエト連邦の国家でもある“インターナショナル”が鳴り響く中、巨大な幕がじんわり上がって行き 真ん中にはレイジの象徴でもある赤い星マークが怪しく姿を現す!

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08年大阪2.7
PHOTO:有賀幹夫

そして…….出て来た〜〜! レイジのメンバーが……当時と変わらない姿で僕の目の前に!一瞬のまばゆい照明のライトで、トムの歪んだギターリフから“Testify”がスタート!ザックの歌いだしから一瞬で、この広大なフロアが揺れ いたる所で激しいモッシュが行なわれる!

「うおぉぉぉ〜〜〜」!!!

激しく色々な人と体がぶつかり合い、一瞬の迷いが怪我に続くが如く必至にジャンプしながら叫ぶ!1曲目終盤では「これは体力が持たない」と、30代の体を認識し後ろの方に移動するも どこもカオスの様なモッシュが続いているのに唖然としながらスペースのある場所に避難。2曲目は重いギターリフから“Bulls On Parade”がスタート!「俺を殺す気か?」と一瞬考えるも、自然と体動く!叫べる!踊れる!

更に“People Of The Sun”“ Bombtrack”“ Vietnow”と鬼の様な選曲に、早くも体の水分が吹き飛ぶ。“Bullet In The Head”から、大阪ではやっていない“Know Your Enemy”がスタート!緩やかな流れから、いきなりレットゾーンにぶち込むこの曲に反応しないファンはいない筈。

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08年大阪2.7
PHOTO:有賀幹夫

ここまで見ていて単純に思う事は、「本当に再結成?」と疑う位に完璧なパフォーマンスだという事。ザックは仕切りにジャンプしているし、トムも信じられない位にイカれた演奏だし リズム態とのコンビネーションも文句無し(まぁ、スレイブでやって来たからかな)で、トムがアンプに近ずき「あのリフ」を弾きだした! きた〜〜〜〜!“Guerrilla Radio”本日何度目か?と言う位に大モッシュ大会が繰り広げられる!大きな会場で、全ての人がジャンプしてぶつかり合う様は 今までのLIVE光景とは異質な風景。完全に燃え尽きる寸前で“Calm Like A Bomb”“ Sleep Now In The Fire”と続き、Led Zeppelinの“Kashmir”の様な重いグルーウ゛全開の“Wake Up”で本編が終了。

ほぼゾンビ状態の体を奮い起こし、アンコールの催促がいたる所から歓声となり会場を揺らす!“Freedom”の流れから、僕が待ち望んだアンセム“Killing In The Name”がスタート!この時点で、若干静かな後ろのフロアに移動したのだけど この曲だけは一瞬で理性が吹き飛ぶ!もつれる足で必至にジャンプし叫んで、一人で転ける(苦笑)でも、そんな恥ずかしい事なんか「関係ない!」と更にテンションが上がって行く。Fuck you, I won't do what you tell me〜から、最後の「Motherfucker〜!」で声が完全に枯れる。曲が終わり、肩で息している体を起こすと ステージではメンバー全員が肩を組んで挨拶している光景が、とても神々しく目に焼き付く。

「あっ、終わったんだ..」と、今回の彼らの再結成が1度だけかも知れないと言う気持ちがよぎる。でも、本当に素晴らしいLIVEを見せてくれました!再結成で、ここまで堂々のパフォーマンスをやれば 誰も文句の付けようがない!
90年代の偉大なバンド「Rage Against The Machine」彼らは、早くも世界の音楽史の中で伝説となるアーティストだと言うのは、間違いありません。

ありがとう!Rage Against The Machineそして、ザック 「早く超豪華ゲスト参加のソロアルバムを出して〜」

2008/2/9 Rage Against The Machine@幕張メッセ国際展示場ホール
-SET LIST-
1.Testify(3rd)
2.Bulls On Parade(2nd)
3.People On The Sun(2nd)
4.Bombtrack(1st)
5.Vietnow(2nd)
6.Bullet In The Head(1st)
7.Know Your Enemy(1st)
8.Renegades Of Funk(カヴァー)
9.Guerrilla Radio(3rd)
10.Calm Like A Bomb(3rd)
11.Sleep Now In The Fire(3rd)
12.Wake Up(1st)
-------------------------
13.Freedom(1st)
14.Killing In The Name(1st)

TEXT:大橋弘幸(Moja/rockin’beats)



⇒RAGE AGAINST THE MACHINE Goods

Posted by takamoto at 2008-02-16 15:30