CRYSTAL CASTLES@12/12原宿アストロホ-ル
MySpace発、謎のエレクトロデュオ初来日!
上の写真を見てもらえばわかるように、ビジュアルやプロフィール、作品まで全てにおいて謎が多いアーティスト、クリスタル・キャッスルズ。
MySpaceで話題となりネット上やライブ・シーンで盛り上がりを見せている彼らが、原宿アストロホール恒例のイベント“ニュー・ブラッド”でついに来日を果たした。
そもそもクリスタル・キャッスルズとは何者なのか?
クリスタル・キャッスルズはイーサンとアリスによる2人組ユニットで、カナダはトロント出身。地域労働奉仕の仕事をしていた2人はフレッシュさやユニークさを欠いた最近の音楽事情に憤りを感じており、真に新しい音楽を世に送り込むことを決める。
イーサンがマイスペにアップロードした曲がきっかけでクラクソンズを世に送り出したメロック・レコーズから声がかかり、500枚限定の7インチを発表、これが数日で完売し一気に注目の的となる。
その後クラクソンズやブロックパーティーのリミックスなども手がけ、その繋がりからニュー・レイヴの新しいバンドと思われがちだが、彼ら自身は否定しており自らの音楽を「ヘビがファックしてるような音楽」と呼ぶ。
開演時間を少し過ぎた頃、まだ客電も落ちていないなか唐突にイーサンとサポートのドラマーが登場しセッティングを始める、写真と同じくフードを被って現れたイーサンは前かがみで機材の前に立ち、顔もよく見えない…歓声と同時に「あれがメンバー?」とざわめきも。
しばらくドラムチェックと電子音が鳴り続け、イントロとも曲ともとれないセッションがスタート。リズムがはっきり聴こえ始め客電がようやく落ちると、会場もテンションアップ、そしてここでアリスが登場し一気に盛り上がる。
サウンドはやはりロック~テクノ~レイヴ・シーンの流れを汲む感じのもので、生ドラムにイーサンの8ビット・プロセッサーから発せられるノイズやシーケンス・フレーズがメロディーのベースを造り、その分厚いサウンドにアリスがパンキッシュなボーカルを乗せ叫ぶ…アリスのキャラクターもあり見た目にも非常にカッコイイ!少しラウドめなダンス・ビートがアストロホールをダンス・フロアへと変える。小柄ながらもビートにあわせて飛び跳ねるアリス、前かがみで黙々と機材をイジるイーサン、対照的な2人の姿はステージでも映える。
まだ公式な音源がリリースされておらず曲の詳細がわからないものもあったが、この日は現在マイスペにアップされている音源とその他数曲を披露、そして彼らがリミックスしたクラクソンズの曲に乗せてアリスが歌いまくるシーンもあり、正体不明な新人の初ライブとは思えないぐらいオーディエンスも熱狂していた。
アリスとドラマーが退場し本編?が一旦終了すると、イーサンはステージに残りまだノイズを放っている…再びアリスが現れアンコール?と思いきや彼女はビールとタバコを片手に踊りまくりつつ、イーサンのDJで後半はクラブ・スタイルにチェンジ、しばらくオーディエンスを盛り上げた後、8ビット・プロセッサーのノイズと共に2人は退場、日本初ライブを締めくくった。
日本での公式な音源発売は3月とまだ先だが、きっと注目を浴びる作品になること間違いなし!今年のフジで話題を呼んだジャスティスにも匹敵する可能性を秘めたアーティストだった、来年はぜひともフェスのステージでオーディエンスを踊り狂わせる彼らを観てみたい。
関連LINK
⇒CRYSTAL CASTLES GOODS
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