THE CRIBSインタビュー@ワーナーミュージック 10/25
「このアルバムが出来た時点で
非常に満足感の高い作品が出来たなと実感したよ。」
(L to R)ライアン・ジャーマン(Vo/Gt)/ ゲイリー・ジャーマン(Vo/Ba)
「イギリスはウェスト・ヨークシャー州、ウェイクフィールド出身のTHE CRIBS。 今回インタビューに答えてくれたライアン・ジャーマンとゲイリー・ジャーマンは双子の兄弟で2人より3歳年下の弟にドラムのロス・ジャーマンという3兄弟による兄弟バンドである。3作目となる今作はプロデューサーにフランツ・フェルディナンドのボーカル、アレックス・カプラノスを、ゲストミュージシャンにソニックユースのリー・ラナルドを迎え本人たちもインタビューで答えているように最高傑作となった。待望の新作を引っさげて来日中の彼らに恵比寿リキッドルームの公演を控えた当日にインタビューを行ってきました。」
INTERVIEW:tani(PGS LIVE!)
PHOTO:TAKAMOTO(PGS LIVE!)
―まず今回の新作「Men's Needs, Women's Needs, Whatever」のお話しを聞きたいのですが。
ゲイリー:このアルバムをレコーディングする前に長い休みを取っていたんだ。
しばらく音楽的な活動をしてなかったので今回のアルバムに関しては長期間的なプロジェクトとして取り込もうという事でレコーディングに入ること事態が楽しくってすごく良かったよ!今回のアルバムはほとんどバンクーバーでレコーディングしたんだけどニューヨークでのレコーディングなんかもあったりして、自分達が色んな所で作業したものを一つにまとめるプロセスも楽しかったね。
ライアン:このアルバムが出来た時点で非常に満足感の高い作品が出来たなと実感したよ。前作2作品はレコーディングにかける時間は比較的短い時間だったんだけど、この作品に関してはじっくり時間をかけてレコーディングをしたんだ。SONIC YOUTHのリー・ラナルドも参加してくれたし、自分でこんな作品を作ってみたかったなっていう作品がやっと作れたという実感があったね。
―SONIC YOUTHのリー・ラナルドはどういう経緯で参加になったのですか?
ゲイリー:直接友達ではなかったんだけど、共通の友達が沢山いたんだ。俺たちのアメリカでのマネージメントが実は15年前にSONIC YOUTHをゲフィンにサインさせた張本人なんだそういう関係もあってなんとなく周りの人達とは会ったりしてたんだけどね。
―そうだったんですね。
ゲイリー:実際、SONIC YOUTHのメンバーの中で一番最初に会ったのはキムなんだけど、色々アルバムを作る段階になってプロデューサーの人と色々話をしている時に、
ライアン:去年フジロックで来日した時だね。
ゲイリー:そうだねフジロックの時だねSONIC YOUTHのサウンド担当が僕達に「良いんじゃない?」て勧めてくれて俺がコンタクトを取って実はこういう曲のアイディアがあって何かやってもらいたいと思ってるんだけどという風に話しを持ちかけたんだ。
ライアン:その後ニューヨークのレコーディングスタジオを2,3日押さえて彼と一緒にスタジオに入ってみて、どうなるか試してみたんだ非常に幸運なことに2,3日のスタジオで良い物が出来たんだ。
―Franz Ferdinandのアレックスが今回プロデューサーになった経緯は?
ゲイリー:何年か前にアメリカで6週間ほど彼らと一緒にツアーに回ってその時に音楽的な共通点もあって仲良くなったんだ。ツアー中のサウンドチェックで結構自分達の新しい音、新しい曲なんかも試していたのでもしかしたらそこで元々アレックスが興味を持ってくれていたのかもしれない。ツアーが終わって自分達の地元のウェイクフィールドに帰ってきて次のアルバムの事とか考えながら曲とか作ってたんだけど、他のプロデューサーを2、3人考えてた時にアレックスの方から話しをしてくれたんだ。
ライアン:前作2作品ともプロデューサーと一緒に凄いガッツリと組んでやる形だったんだけど。次の作品は自分達的に極端にかけ離れたり極端にポップだったり極端に綺麗過ぎるようにはしたくなくって。そんな中、アレックスと色々話していたら彼は僕らの考えを理解してくれたし、大切にして音を作りたい意見が非常に一致したので彼と一緒にやる事になったんだよね。
ゲイリー:実は彼が直接僕らのマネージャーに連絡をくれたりしていて。その後に、わざわざ自分達の地元までやってきて熱意を持って色々語ってくれたんだ。
ライアン:アレックスがこんなに熱意を持ってアルバムの制作に取り組んでくれたって、もしかしたら初めてかもしれないし、実際そういうアティチュードじゃなくてバンドをスタジオに入れて仕上げてスタジオから出して何ぼみたいな人が多いけど全くそういう事じゃなくアレックスと一緒にやれて本当によかったよ。
―アレックスが参加する事によって一番変わった点ってなんですか?
ゲイリー:本当熱意だね、熱意に限る。
ライアン:今作品に関しては自分達がこう、レコーディングした後に色々な音を重ねたり音を足したりする事って本来の良さを失ってしまう様な気がしてて実際自分達はこれまで乗る気じゃなかったんだ。でも、アレックスと一緒に作業してる中で妥協する事ではなくて実際自分達の音の理解を深めさせる為には有効な手段なんだという事に気が付かせてくれたんだ格段に前作2作に比べてよりライブに近いよりパワフルな音が鳴らせてると思うよ。
ゲイリー:彼がこれまで何度も何度も僕達のライブを見てるからかもしれないね。
―今ツアーの真っ最中ですけど、リリース後はどんなスケジュールでツアーを回っているのですか?
ライアン:イギリスの小さいツアーから始めたんですけど、昔のデビュー当時の様にで小さいヴェニュー(ライブハウス)でシークレットとかでやってたんですけど。もう一回イギリス回ってアメリカに2回ツアーに行ったね。ヨーロッパの方も回ってドイツ、フランス、ベルギー、アムステルダムを回って今日本にいる流れだね。
ライアン:イギリスとアメリカのフェスティバルに出演してルラパレールザとコーチェラに出たよ。この後11月からアメリカで3週間ぐらいツアーを回るよ。
―ツアーは休み無いし長いですね。
一同:YEAH!
ライアン:凄い忙しいよ(笑)
―レコーディング前に休みを取っていたと話してましたがどんな理由で?
ゲイリー:大きな休みを取った大きな理由は3年間もツアーで回ってやっぱり同じ事をずっと続けるのではなくて、たまにはちょっと違う環境に身を置いて違う所から物事を見るっていうのは凄い大切だと思うんだ。
ライアン:アルバムの曲を書くって事にあたって沢山の色々な経験をしてからじゃないと曲としてアイディアが沸かないいい曲を書く為には色々な事を経験する事だし 別のこといつもと違うことを自分の中かでやる事に新しい気持ちで色んな事に取り込めるんじゃないかな。実際今回数週間休みを取った段階で凄い精神的にも身体的にも自分達がリフレッシュ出来た状態でレコーディングに挑むことが出来た。戻れた事が実感できたし、いいテンポで曲も書けたしレコーディングも上手く出来た。特に2枚目のアルバムの時に長いツアーを行っていて心も体もきつい状況になったんだ。
ゲイリー:何をするにも自分の熱意を失う事は良くないし失った状態で何かを続けるてのは良くないと思うんだ。無理やり「自分でこれは楽しいって」思って自分を騙す事って出来ないでしょ。
―兄弟だからこそ良い点を聞きたいんですけど。
一同:あはははは!(笑)
ライアン:同じバンドに居る事によって良い点はお互いの信頼関係は非常に強い
あと、自分達の道徳的な観念が自分達の仕事に求めるものも、目指すところも非常に一緒、あと価値観が近いバンドっていうのはミュージシャンとして優れていても信頼関係が無いと絶対成功ってありえない。僕達の場合は一緒に成長してきたという事もあるから、そういう事によってダメになるって事はないから良いことだと思います。
―兄弟だからって嫌な点などありますか?
ライアン:取り合えず長い間一緒に居なきゃならないのでそれは時々辛くなるね。
ゲイリー:今の段階ではみんなそれぞれ違う家に住んでいるのでまぁそういう状況ってのは無くなったんだけど、ずーと一緒に居るとお互いに精神的に変になってくるというかちょっと 色んな物事を個人的にとり過ぎてしまう。そういう形になると良くないことや悪循環な事があるね。
―兄弟だからこそあったエピソードとかあります?女性の好みが似てたりとかするんですか?
ライアン:幸運な事に女性の好みは大分違うんだ(笑)ただ学校が一緒だった頃は近い人を好きになってたかもしれないね。なぜなら学校に行ってる頃って幅広い選択肢が無いじゃない!
―同じ学校に通ってたんですか?
ゲイリー&ライアン:そうだよ。
―去年のフジロックの話しを聞きたいんですけどレッドマーキーのライブを見て、更にFranz Ferdinandの時にツインドラムで出演してたりしましたが、その時の感想や思い出などあれば聞かせて頂きたいのですが。
ライアン:去年のフジロックは凄い特別な経験だと思ってるんだよ。何故かと言うと自分達があれだけ長いセットで演奏するのは初めてだったし、60分ぐらい演奏したと思うんだけどいつもはもっと短いんだ。凄く楽しかったし、凄くみんなBサイドの曲とか演奏してもみんな曲を知っていてくれて盛り上がって凄く嬉しかった。その時期まででのライブの中で考えるとフジロックでのライブは今までのベストに近い演奏だったと思うよ。ドラムに関しては一緒にFranz Ferdinandとツアーを回っていた時にやってたりしたんだ。テレビでもやった事あるし、レディングでもあるし、そういう機会がある限りやってたんだ。
―グリーンステージに登場して時はテンション上がりましたよ!
ゲイリー&ライアン:GOOD!!
―最後に日本の事を聞きたいんですけど、何度も来てると思うのですが日本の好きな所ってありますか?
ゲイリー:色々あるんだけど、人がお互いに尊敬の気持ちを持っているよね。
それって結構イギリスに無い事だったりするんだよね。
ライアン:イギリスとは違う目に入る物、日本特有の物は凄く面白いね。
日本に来てやるショウっていうのは凄く良いギグが多くていいよ。
ゲイリー:ライブに来てくれるファンには素敵な人が多いし、みんな感謝だね。
―THANK YOU!!!
今回サインを2枚頂きました。 プレゼント応募はPGS会員の方優先とさせていただきます。
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尚、当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。ご希望の方は住所・氏名・電話番号・希望商品(the cribsサイン色紙)をご明記の上、下記応募フォームよりご応募下さい。締め切りは12月15日まで。PGSへのリクエスト等ございましたら合わせてご記入下さい。
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THE CRIBS『MEN'S NEEDS,WOMEN'S NEEDS,WHATEVER』
レーベル:ワーナーミュージック・ジャパン
品番:WPCR-12639
販売価格:¥2,580(tax in)
発売日:2007年5月23日発売
1 Our Bovine Public
2 Girls Like Mystery
3 Men's Needs
4 Moving Pictures
5 I'm A Realist
6 Major's Tilting Victory
7 Women's Needs
8 I've Tried Everything
9 My Life Flashed Before My Eyes
10 Be Safe
11 Ancient History
12 Shoot The Poets
13 Tonight*
14 I've Tried Everything(Acoustic)*
*日本盤のみのボーナス・トラック
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