バンドマンによるバンドマンの為のシューズとして昨今、着実な認知と高い人気を得るまでに急成長を遂げるシューズブランド「MACBETE」創始者でもあるex.BLINK 182のTOMとともにブランドを支えるマーケティング担当Kariに話を伺った。実はこのKariはTOMのシスターなのです!

MACBETHインタビュー001

- どのようにしてMACBETHというブランドが始まったのか、教えていただけますか?

Kari: オーケー。ええとね、MacBethはだいたい2002年くらいに始まったの。Blink182のトムとマークがいくつかの靴のメーカのスポンサーたちと働いてた頃ね。それで、何か違うタイプのものが欲しいと感じていたトムとマークは、それらのメーカーに不満をつのらせていったの。だって、トムたちは明らかにスケーターじゃないし、こんなぼてっとしたスケートシューズなんて欲しくなかったのよ。でも、彼らはすでに、スケーターはそういう靴を履くみたいな風潮に日々巻き込まれていたわけ。だから彼らは何かコンセプトが必要だったし、高さが低めで小さめなデザインのものを作ろうと思ったみたい。でも、彼らが一緒に働いてたブランドっていうのは、彼らが望んだような靴を作れなかったのよ。そこで、私達MacBethとその他のブランドとのコラボを思いついたってわけ。Blink182ってスケボーとかサーフィンとかのアクションスポーツ業界でもすでに目立つ存在だったから、例えばHurleyみたいな音楽と並行したブランドのマーケティングを、バンド自らができるのだということもそこで知ったし、それを自分たちで次のレベルに持っていくこともできたのね。そして、彼らはそれがどれだけ成功を収められるかということも知ったの。そこで、音楽のマーケティング力だけでなく、音楽のスタイルや文化といったものが本当にマーケットの中に進出していると思うわ。

スケートブランドとか、サーフブランドってあるけど・・・。とくにここ、カリフォルニア南部では音楽ブランドだって同じように展開できると思うわ。だって、カリフォルニア南部のパンクロックはここで生まれたわけだし、ここのライブハウスとかでNo DoubtやBlink182のようなたくさんのバンドによってはぐくまれていった文化があるでしょ。それを靴のブランドとして、音楽やバンドの創造力に焦点を当てたものにしたの。それから一般的な若者の文化もね。ここの若者って、スケボーやサーフィンもするけど、週末は出かけたり、コンサートに行ったりもするでしょ。そしてそれが、彼らの生活の殆んどを占めてるのよね。。。

それで、最初にトムとマークがMacBethとなるものを始めた時は、John Humpfreyも一緒だったの。彼はその時Atticusのマネージャーで、Atticusの商品はAudioやPlanet Earthと同じようなものだから、Johnにはアクションスポーツ界で靴のメーカーとしての経験もたくさんあったし、さらにコンサートプロモーターも同時にやっていたのよ。南部カリフォルニアでは一番すごいプロモーターの一人とも言えるわ。だから彼には音楽業界でのバックグランドと知識もあったの。それで、トムとマークとJohnの3人はチームを組んで、できあがったのがMacBeth。MacBethというブランドのために最初にできあがったデザインは実際、このカリフォルニアの町にツアーで来たり、Blink182と一緒にツアーしたりした30ものバンドの努力の寄せ集めなのよ。この業界で、私達友達同士がみんな一緒になったって感じね。それに、そうやって、最初の靴ができあがったのよ。その靴は一番売れてる、一番人気の商品になったの。

MACBETHインタビュー003

- 2002年からMACBETHというブランドを展開してるわけですよね?

Kari: そうよ。

- 今現在、MacBethはどういった地位にいると思いますか?

Kari: そうね・・・私達は今とっても良いポジションにいると思うわ。ここまで成長するには時間がかかったけどね。小売業者って、実際私達とどう接していいかわからないのよ。彼らっていつも「スケートのブランド?」とか、「サーフブランドなの?」とか聞いてくるんだけど、違うって答えると、「ええと、なんとなく君達のやってることはわかるけど、俺たちはスケート・サーフショップなんだ。君たちの商品を俺たちのショップに置けるかな?」なんて、言うのよ。だから・・・そういう経験のおかげで私たちはどうやって、そういうショップの人たちに対応するのか、どのようにして、アクションスポーツ業界に適応していくのかということを学んだし、成長もできたわ。もちろん、アクションスポーツ業界以外のマーケットへ、どうやって適応していくのかということも学んでいるわよ。今では私たちの商品は、普通のファッションのお店や、モールとかに入ってる主流なお店でも売られているからね。だから、私たちのビジネスはとてもうまくいってると思うわ。私たちはたくさんのバンドたちからサポートされてるし、自分たちがどういう立場にいるかってことがとてもよくわかってきてるところなの。適切な場所で適切な商品を適切なマーケットで売るということなのよ。それに、私たちは小売業者の人たちがよく私たちに望んだりすることなんだけど、決してバンドたちを型にはめるということはしないわ。私たちにとって、本当の自分たちでいることが大切なの。その表れが音楽をやることでもあるわね。ここにいるテリーはもともとVansを立ち上げた一人だし、トムはいつもここのスタジオにいるし、それから私もね。あと、アレックス。それから私たちのバンドみんなと一緒にはたらいてるジミーも、みんなそう思ってるわ。これって本当にエキサイティングなことよね。私たちにはたくさんやることがあるけど、それらはみんな楽しいし、私たちの商品に焦点をあててビジネスすることもとてもやりがいがあるわ。最高よ。本当に最高!

- 今後5年後や、10年後はどうなってると思いますか?

Kari: 今が本当にうまくいってる時期よね・・・すでにグローバルなブランドになりつつある。これってすごいことだと思う。私たちってまだ比較的小さいブランドなのよ。でも私たちの商品はいろんな国で売れている。それに、自分たちがどれだけ成功してるかということも気づかされたわ。本当にすばらしいことだわ。だから、これからも絶対成長し続けると思う。それから、国際的にも、それと同じくらい地元でも自分たちのブランドに力を注いでいくわ。MacBethの一番の目標は音楽をサポートしていくことよ。活動を始めたばかりのバンドにとって、創造的なアイディアや彼らを助けるための方法を思いつくことはとても大切なの。MacBethの姉妹会社のAtticusは小さな何度のためにバンを借りるお手伝いをしていたこともあるのよ。ツアーバスとまではいかないけどね。彼らがツアーをしてるときって、ホテル代なんて、払えないのよ。だから、小さなバンで寝泊りするのはとっても安上がりなのね。そういった感じで、バンドをサポートしていくというしっかしたビジョンを私たちは持ってるし、音楽業界でそのサポートが効果的に働いてくれれば言いと思って努力しているのよ。みんなお金をかせげるような成功するミュージシャンに育てる方法を見つけようと苦労してるのよ。でも、それと同時に消費者を獲得することと、かれらのニーズを満たすことも大切でしょ。そうやってすべてが音楽と密接に関連しあっているのね。だから私達はレーベルにとってもバンドにとっても、主要な情報源になれればいいと思ってるの。それに、バンドがお金を稼ぐと言う面でも、助けに慣れてると思うわ。

MACBETHインタビュー002

- 改めてMACBETHというブランドと音楽の結びつきはどういったものですか?バンドと一緒に展開していくというアイディアを思いついた時、トムには方針のようなものがあったのですか?

Kari: バンドとどのように関わっていくかという方針・・という意味?

- はい。それか、どういった部分にバンドとのつながりがあるのか教えてください。

Kari: ええと、すべてはみんな友達同士で始まったことなの。だから、MACBETHのホームページでも私達のミュージシャンのことはファミリーと呼んでいるのよ。みんな私達が知っている人たちだら、もちろん彼らも私達のブランドがどういうものであるかわかってるのよ。それに、私達もバンドも達成したいと思っていることや、ビジョンは同じなの。私達はただ単に外に出てって、有名なバンドを見つけて、お金の話しをしてるわけじゃないのよ。私達は、ツアーを一緒にしてる人や、レーベルからの友人などを通して、バンドを見つけたりして、、いつも誰かしら私達が知っている人や、信頼している人を通して、つながりを広げるようにしてるの。そうすると私達の間の信頼性や、バンドに対する信頼性も高まるの。それってとても重要なことでしょ。

- 何人か例をあげてもらえますか?

Kari: 一緒に仕事したバンドのこと?

- はい。

Kari: My Chemical Romance・・・彼らは今とても旬よね。それから、Foo Fightersとも少し仕事したことがあるわ。それから彼らほど有名ではないバンドが100バンドくらいいるわ。有名とか有名じゃないとか、レベル的な表現はしたくないけど、そうね、これからステップアップしていくバンドたちね。でも私達はそういうバンドたちに出来る限りのことをしてあげたいと思ってるの。本当にサポートしているのよ。ツアーも一緒にまわるしね。私達は、私達のサポートを必要としている新人のミュージシャンたちが、彼らの音楽で成功するのを助けることに力を入れることがとても好きなの。彼らは私達にとって大切な友達だし、これからもずっと一緒に働いていくわ。明日を担っていくような、これからのバンドに力を注ぐことが私達の喜びなの。

- それでは、これから有名になるようなバンドもたくさんいるわけですね?

Kari: もちろんよ。そういうバンドは常にいるわ。だからこの仕事は刺激的なの。いつも新しい音楽があって、新しい人たちに出会って、それが、まったく新しいアイディアにつながってブランドの力になっていくのよ。それってクールよね。

- 何か例を挙げられるバンドがいますか?

Kari: そうだ。すごくかっこいいガールズバンドがいるのよ。彼女達とちょうど一緒に仕事をしはじめたところなの。春用のもので、コラボ商品が作れると思うわ。それに、ガールズ用の商品に関われるのがすごいうれしいの。私ってこの音楽業界にとても深く関わってるけど、殆んどの場合、男の人用のものが多いでしょ?Gwen Stefaniみたいに、個性的な声を持っていて、彼女なりのやり方で活躍してる女の人って少ないと思うけど、すばらしいことよね。だから、ガールズバンドを見つけるのってとても楽しいわ。それに、商品を作ることもね。とてもかっこよくて、ユニークな商品になると思うわ。多分、たくさんの人が興味をもつと思うわ!

- ありがとうございました!

取材:KISHIMOTO

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MACBETH SHOESインタビュー004
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Posted by KISHIMOTO at 2007-05-14 17:53