アークティック

「度胸が付いたな~」と感心してる間に、アノ曲のイントロが….その場に居る全ての歓声が「うぉ~~~お~~~!!」

Alex Turner (Vo.G)
Jamie 'Cookie' Cook (G)
Matt Helders (Dr)
Andy Nicholson (B)*現在、Nick O'Malley
からなる、20代前半のバンド“Arctic monkeys”

去年のサマソニ06では、インドアステージを超満員にさせ入場規 制になるなど、新人バンドでは格別の要素があったとしても、2年連続出場….しかも、いきなりマリンステージの大トリ! これに関しては、色々な音楽フリークからの賛否両論が当たり前のよう に起こり、僕自身も決して手放しでは喜べない気持ちでもありました。 しかし、今の日本における洋楽事情などを考えると、かなり喜べるニュースでもあります。何故なら、近年のフェスにおけるトリに関する要素としては、“90年代に頭角を現してきた実績のあるバンド”“90年代以前のレジェンドバンド”これが、鉄の法則でもあると思います。

ですが、去年のフジロック06での試み(トリがフランツやストロークス)から、徐々に変化の兆しは出て来ていました。その極め付けとも言えるのが、今年のサマソニ07のArctic monkeysのトリ。

日本の洋楽フェスシーンも、いい加減に過去の記憶の掘り起こしから脱却する為、今が右往左往の時期!なので“サマソニのこの大英断”はかなりの期待と不安を持ち合わせた、非常に重要な判断だと思う。 でも、実際は8月11/12日に彼らを見た人たちにより、この大英断が今後の日本フェスに何をもたらすか目撃出来る事でしょう!

まぁ~、ここまでのシリアスな考えは僕の性分ではない訳で(笑) とにかくLiveで彼らを見なきゃ何も言えない訳ですよ!そんな訳で、缶チューハイ片手に3/29 ZEPP TOKYOにとうちゃく~!!

今回は、ニューアルバム発売寸前&サマソニ前の予行練習を兼ねたであろうエクストラショウ!!どこまでオーディエンスを飲み込むか?僕がどんだけ酒を飲めるか(笑) 「とりあえず楽しも~う~!!」てな感じで、会場に開場18時に着くも あり得ないくらいの長蛇の列…….開演が遅れている?しょうがないから(しょうがなくも無いけど、笑)酒を飲みながら待つ事20分….やっと開演。中に入ると、早くも凄い熱気!!(発売から即完売も頷けます)友人たちと話しながら、前座の747sを見るも気分が乗らず2曲目で退席。「今日はアークティックに備える!」と言う考えで酒溜め!(笑)

前座も終わり「さ~て、行くで~!」と気合い十分にフロア最前近くへ…..ベース側ゲット!!ステージセットに目をやるも、照明が均等にセットされてるだけでバックも真っ白!かなりシンプルなステージだな~、と思ってると開場が暗転して、メンバー登場!!

超満員のオーディエンスから、地鳴りのような歓声と拍手で早くも興奮のるつぼ!

いきなり1曲目から新曲“This House Is a Circus”明らかに皆、戸惑うと思っていたけど“待ちに待ったアークティック”だけに、初めて聴く音楽に自然と体が動く!2曲目も新曲“Teddy Picker”で、僕はいてもたっても居られなくなり最前前の手すりをくぐり抜け、晴れてスペースのある最前モッシュゾーンの後方をキープ!(これで、心置きなく楽しめるぜ~)でも、まさか新曲を初っぱなから2曲続けるとは、前の単独より明らかに「度胸が付いたな~」と感心してる間に、アノ曲のイントロが….“I Bet You Look Good On The Dancefloor”その場に居る全ての歓声が「うぉ~~~お~~~!!」モッシュゾーンも、その名の通り大モッシュ大会!!ここまで凄い人のうねりは、久々の光景……いたる所で人の感情が剥き出しで飛び跳ねている光景….最高!!お決まりの所では、もぉ~すんごい大合唱!!

早くも、疲れ体に追い打ちをかけるかのように“Still Take You Home”がスタート!!会場の勢いはそのままで、前方では早くも酸欠状態で運ばれる女の子もいて(大丈夫かな…)やはり、1 stの攻撃的な楽曲での盛り上がりは尋常じゃありません!!そんな異常な盛り上がりをたしなめるように、新曲“D is for Dangerous”勿論、盛り上がっているのだけど「何?このセットリスト!」ファンのヒートアップ&クールダウンを、聞き慣れない新曲を演ること
で上手くオーディエンスをコントロールしている。考え過ぎかもしれないけど、この後に続く展開でそれが確信へと…..

「So who's that girl there? 」の歌いだしで始まる “When The Sun Goes Down”スタート!いたる所で、手に持っていたドリンクが頭上にぶち巻かれ、シャワーみたいに全身に降りかかる!もう~、それでなくても全身汗だらけの体が…… それでも、鬼選曲のお猿さん達は止まらない!“From Ritz to the Rubble”「オイオイ、死んでまうわ!」な訳は無く、踊り倒し!! 

「いえぇ~~~い!!」

既に空になったコップを振りかざし「ダッダッダッダッタ、ダラダ~~!」
「あ~、絶対筋肉痛になるわ~」さすがに7曲目で、疲れが…….でもそこは、さすがお猿さん! 新曲です“Fluorescent Adolescent”“ Do Me a Favour”と続ける

ここまで、新曲を何曲か聴いたけど……新譜期待出来ます!!全然踊れるし、前作の良い所はそのままで技に頼っていない所が良いね。途中“You Probably Couldn't See for the Lights but You Were Looking Straight at Me”を挟んで、更に新曲2曲“Leave Before the Lights Come On”“ What If You Were Right First Time?”から、アレックスが「もう1曲、新曲やっていい?」とMC勿論、みんな「イエッーーー!!」今度のシングルにもなる“Brianstorm”を披露!

http://www.dominorecordco.com/brianstorm/

新曲とはいえ、超攻撃的なこの曲!盛り上がらない訳がありません!!「こういった曲をやらせたら、アークティック以外に出てくるバンドはいないね!」と、思っていると「キタ~~!」“The View From The Afternoon”ここからは、完全に我を失い踊りまくり&叫びまくり&エアギターしまくり&ヘッドバンキングしまくり!!休む間もなく“Dancing Shoes”へ,ダンシングシューズだけに、“僕の靴に羽が生えたかのよう”MCハマー真っ青な軽やかなステップで 「さいっこう! きっもち いい~!」酒を補給しなくて、ここまで踊れた自分にビックリ!(と言っても、体内アルコールはMAXですけどね、笑)
“Mardy Bum”“ Fake Tales Of San Francisco”と続いて、前回の単独でも最後に披露した、お決まりの最後の曲“A Certain Romance”皆、それを知ってか 必死に音に体を重ね踊る!なんだか、凄い場慣れしたアーティストに成長したな~、ここまでオーディエンスを一体化させるとは!切なくも幸せに溢れた曲に乗せて、今回のショウは終了!

メンバーも、手応えがあった感じに笑顔で応えピックやスティックを観客に向けて投げ入れる。今回もアンコール無しの、全18曲。

新曲も8曲披露して、今度のアルバムも期待出来るし、何より演奏や展開力も格段に成長している!新メンバーのニックも問題ないし、若干サマソニのトリを務める彼らに対し批判的な考えがあった自分ですが、是非ともマリンスタジアムで彼らがどこまで出来るのか見てみたい!それは、今回のLiveを見る事で凄く感じました。今まで思っていた、トリに相応しいか 相応しくないか、そんな事はどうでもいい事で要は、その場で彼らを見てから各々で考えればいい事なんだと、本気で思いました。

音楽って、構えてみても楽しめないものだと思うし もし批判的な人は、その構えを少しだけ崩して純粋に聴いてもらえたら、間違いなく楽しいバンドだと思います。なんて、ちょっと本気で考えてみました。今年のサマソニは、2 ndで開花した Arctic Monkeys、Bloc Partyに是非とも頑張ってもらいたいな~

では最後に、皆さんにこれだけは言いたい事があります!
とにかく

「LIVE後のビールは最高!!」イエェェェェ~~~!!

2007/03/29 Arctic Monkeys set list
1. This House Is a Circus (NEW)
2. Teddy Picker (NEW)
3. I Bet You Look Good On The Dancefloor
4. Still Take You Home
5. D is for Dangerous (NEW)
6. When The Sun Goes Down
7. From Ritz To The Rubble
8. Fluorescent Adolescent (NEW)
9. Do Me a Favour (NEW)
10. You Probably Couldn't See For The Lights But You Were Staring
Straight At Me
11. Leave Before the Lights Come On (NEW)
12. What If You Were Right First Time? (NEW)
13. Brianstorm (NEW)
14. The View From The Afternoon
15. Dancing Shoes
16. Mardy Bum
17. Fake Tales Of San Francisco
18. A Certain Romance

TEXT: Moja ( rockin’beats )

Posted by takamoto at 2007-04-04 13:01