BOMB FACTORYライヴ・レポート (2/10 @ 渋谷O-WEST)
「15年の歴史、その重みは伊達じゃなかった!」
1991年に結成以降、現在においてもなおメンバーチェンジなくコンスタントに活動を続ける稀有なバンド、それがBOMB FACTORY。
それを可能にしているものは何といっても、ハードエッジなサウンドとセンスあふれるメロディを同居させた楽曲の高い魅力であると同時に、15年以上にも渡る年月を苦楽を共に歩んだメンバー間の良質なケミストリー、そしてそれに充分に応えるファンの熱/パワーなどが渾然一体となって確実にシーンに根付いているからこそ。
そんな彼らが昨年末、満を持しての2年ぶりとなるNEWアルバム「SOCIAL SUICIDE」、さらには同日リリースとなった初のDVD集「FIFTHEENTH ~AFTER ALL THESE YEARS~」という強力な作品をドロップ!それに伴う全国ツアーの最終日、渋谷O-WESTでの公演に行ってきました!!
JUN-YA(Vo)がデザインしたキャラクターとして知られるBABY ANGELの映像が開演前に流れる(「SOCIAL SUICIDE」のジャケになっているあのキャラ)。
DJタイムは主に80年代のハードロック。これが懐かしさも込み上げてきて、30歳過ぎには心地よい。
開演も間近に迫ると、一気に会場に詰め掛けてきた人々。男女比ざっと5:5、若年層中心ながらも、見たところ思いのほか年齢層も多岐に渡っていたり、様々なファッションスタイルの人がいるのが面白い。
そうこうしていると会場が暗転。19:10。壇上のスクリーンには5.4.3...とカウントダウン映像が。そして0になると同時に爆音、それに負けない観客のコール!それはメンバー登場時に一際大きいものとなって表れる。JUN-YAはいきなりマイクスタンドを頭上高く持ち上げ、"オーライ!楽しもうぜ!"と観客をあおる。そして皆ジャンプしたり掛け合いをしたりと充分に応えていました。
1曲目はもちろん最新作「SOCIAL SUICIDE」の冒頭を飾ったナンバー"Viper"!このエネルギッシュなナンバーに、のっけからテンションも最高潮!
そのままアルバム通り"Slickdrive"へ。「SOCIAL SUICIDE」の前に発売されたシングルにも収録されていたナンバー。続いてドラムカウントから"Frog Said..."。さらには"Distraction"。
...とここにきて気付いたわけです。「SOCIAL SUICIDE」の収録曲順に進行していることに。もちろんアルバムラストを飾る"Madplan (Acoustic version)"まで続き、改めて新作に詰め込まれたナンバーの素晴らしさを実感。
新作アルバムからのナンバーが終わり、昨夏に出たシングルに収録されていた"Days"をここで披露。続いて2002年のミニ・アルバムから"Awaited Time"。ここでの盛り上がりは物凄く、以前からのファンはここぞとばかりにモッシュしまくり!
「OiOi!」の掛け声と共にスタートした"Pilot Wire"にも盛り上がりは引き継がれ、続く"Down"では遂にステージ・ダイバーが登場!!それに対して、全身全霊をかけたヴォーカル/演奏で応えるバンドのパフォーマンスも素晴らしい!
"Worst-case"が終了し、「あとラスト2曲なので...」とのJUN-YAの声に、「もう一回最初からやって!」とお願いする観客も。
その後、"Time"、"Discord"といった名曲で本編は締め。メンバーが袖に引っ込むと同時に"アンコール!"、"BOMB FACTORY!"という声と同時に手拍子が。
声援に応えてメンバー再登場。「もうちょっと楽しんでって」とのMCを皮切りに"Jimmy's Backyard"へ雪崩れ込む。ここへきてもバンドのパフォーマンス、観客の暴れっぷりに一切の衰えが見えず、より一層の盛り上がりが凄かった!
「ちょっと懐かしい曲を」ということでスタートしたのは"How Do You Feel?"。1999年の1stミニアルバムなどに収録されていた初期のナンバーの登場に、古くからのファンもノリノリ。
そして遂に正真正銘のラスト・ナンバー、もちろん名曲"Break Up"!みんなジャンプジャンプで会場が揺れる。ジャンプの勢いが物凄く、垂直飛びの大会が今日あったら優勝しそうな跳躍力の人が沢山いました。
そんなこんなで公演も終了。25曲と長丁場ながらダレたりすることは一切なく、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたバンド。これを見せられたら今後益々の飛躍が簡単に想像出来ますね。
今回何かのキッカケで初めてBOMB FACTORYに接した人も、これから接する人も、最新アルバムのみならず、同時発売のDVDや過去の作品まで遡って是非目に耳にして欲しいものです。
1. Viper
2. Slickdrive
3. Frog Said...
4. Distraction
5. Automatic Kiss
6. So Long
7. Way
8. Drunk & Broke
9. Sickhead
10. White Road
11. Madplan (Acoustic)
12. Days
13. Awaited Time
14. Pilot Wire
15. Down
16. Dog-Race
17. Clumsy Bird
18. Worst-Case
19. Time
20. Discord
21. Jimmy's Backyard
22. Free Chain
23. Exciter
24. How Do You Feel?
25. Break Up
TEXT;さとう / PHOTO;KISHIMOTO
