オーストラリア最大フェス『BIG DAY OUT』レポート!!
上空からなにかが降ってきたゾ。気になったので手にとってみるとそれはブラジャー(super size!)。ウワッ!?
レポート&フォト:ASAMI (MusiCulture東京)
2007年1月25日(木)
8:45
少々寝坊気味で起床。天気はシャワー(霧みたいなやつ)。テンションダウン。
9:00
シドニー郊外に住む友人宅を出発。
9:15
最寄のエッピング駅に到着。会場となるオリンピックパーク駅までの往復切符を購入しギリギリ電車に飛び乗る。
10:00
ホーンズビー駅でビッグデイアウト特別直通電車に乗り換え。車内には肌を最大限露出したピチピチギャルがたくさんいて、すんごいテンションあがる。出発すると、どこからともなく大歓声が沸き起こる。オゥイエー。
10:10
電車内をポリスとポリス犬が巡回。こんなとこから麻薬チェック。いきなりの出来事にかなりsurpriseすると同時にcultureの違いを痛感。日本のフェスでもこの辺を少し見習ってほしいなと感心する僕。
10:50
オリンピックパーク駅に到着。シドニーオリンピックを開催した際メイン会場となった場所だけあって、大小さまざまなスタジアムやアリーナが広大な敷地に建ち並んでいる(中には昨年のU2のツアーで使用された巨大スタジアムや3月に予定されているレッチリシドニー公演の会場となるアリーナもある)。しかも隅から隅までとても整備されていてリゾート地のような佇まい。いつの間にやら天気もよくなってるし、キレイなおねえさんも多いやらで、またまたテンションアップ。UP。
10:55
ビッグデイアウト入場ゲートに到着。思いのほか、こじんまりとしてて拍子ぬけ。特に行列ができてるわけでもなく、手荷物チェックもそこそこにあっさりと場内へ。オゥイエー。
11:00
とりあえず物販売り場へ向かう。日本のライブ会場のように大行列はできておらず、買いたいと思ったグッズをあっさりゲット。日本の物販売り場で幾度となく荒波にもまれてきた僕は「えっ、こんなんでええの!?」って感じで再び拍子ぬけ。ここでsurpriseしたのは、なんでも試着OK&交換OKなところ。みんなその場でTシャツを試着して買う買わないを判断している。さらにはいったん買ったTシャツでもやっぱりLサイズがよかったなぁって思ったら、イヤな顔ひとつせずサイズ交換してくれる。日本やったら試着はおろかサイズ交換も完全NG。日本でもこんな感じで、客のニーズに合わせた臨機応変な対応してほしいなあって思ったYO。でも、目の前でだらだら汗かいてるオッサンが地肌の上から直接Tシャツ試着してるところを見るとちょっと…。オゥイエー。
11:30
場内をうろうろしていると、現地のお客さんがみんなある一定の方向に向かって歩いてることに気付く。中には血相をかえて走ってる人も。ライブはどのステージもまだ始まってないのにWHY? 僕も友人も少し戸惑いながらとりあえずその波についていくと、でっかいドーム型の建物の前に大行列ができている。なにやらここはアルコールリストバンド引換所で、みんな一刻も早くビールを飲みたいがために入場後この場所に直行していたらしい。そんなこんなで僕もパスポートを見せて無事リストバンドをゲット。(オーストラリアは規制が厳しく、IDを提示しないとアルコール類が買えないYO)
12:00
ビールやパスタを買い込み、とりあえずコンバースエッセンシャルステージでやってる『DEVOTED FEW』という地元バンドを観に行く。芝生に座りながら生の音を聴き、ビールを飲みながらパスタを食う。天気もよくて、すんごいfeel good。
13:00
トイレへ向かう。メンズトイレは大行列。結構並んでなんとか個室へ。その後TRIVIUMを観にコンバースエッセンシャルステージへ向かう。
13:30
興味本位で話題の若手代表格メタルバンド『TRIVIUM』を見学。観に来てるお客さんの黒T率が異様に高い。すんごい熱気に溢れている。僕の隣で一心不乱にヘッドバンギングしてた、にいちゃんが突然ゲロる。そして何事もなかったかのようにその場を立ち去る。カッコイイ。
14:00
隣のステージで始まった『DRONES』を観る。5分で見切りをつけ、次へ
14:10
今回のビッグデイアウトで一番規模の小さいローカルプロデュースステージへと向かう(それでも1500人は入ると思われる)。『SOMETHING WITH NUMBERS』がライブ中。とんでもない人気で会場周りは中に入れない客で溢れかえっている。
僕もどうにかこうにか中に潜入。ステージ前には巨大モッシュピット。スキがあればみんなステージによじ上り大暴れ。セキュリティースタッフもなかば諦め気味にそいつらを客席に蹴落とす。MR.BIGのTo Be With Youをカバーしたり、とにかく盛り上げ上手なパンクバンドでした。
14:40
リリーアレンを観るためボイラールームステージへ向かう途中時間があったので隣のホットハウスステージに立ち寄る。DJアクトのプレイ中だったためか、お客さんは数える程度。ボケーっとステージの雰囲気を観察していると上空からなにかが降ってきた。気になったので手にとってみるとそれはブラジャー(super size!)。ウワッ!?っと思い上を見上げるとスタンド席でキレイなおねえさんたちが楽しそうに踊っていた。Sexy desu。本来の僕ならそのブラジャーをこっそりカバンにしまいこみその場を立ち去るのですが、残念ながらここはアウェイの地シドニー。泣く泣くそのブラジャーを階段の手すりに引っ掛けてリリーアレンへと向かいました。悔しくていまだに夜も眠れません。
15:00
ついに『LILY ALLEN』。個人的メインアクト。このボイラールームというステージは超巨大屋内アリーナステージ(横浜アリーナなんかより全然広い)。僕はほぼ最前で観ていたため気付かなかったけど、アリーナの後ろの方までびっしり人で埋まっていたと友人があとから教えてくれました。さすが僕のリリーアレン。
本気出しちゃうとすんごい長くなりそうなんで仕方なく割愛しますが、めちゃくちゃ最高でした。すんごいかわいかったっす。曲間でいろいろMCしてたんすけど、なに言ってたんすかね。もっと英語勉強しようと思います。
15:45
リリーアレン終了。友人とはぐれる。こんな人ごみの中捜しても見つかるわけないと思い、友人が僕を見つけてくれるまで自由行動をとろうと決心する。
16:00
せっかくなんで『MY CHEMICAL ROMANCE』を観にメインステージへと向かう。
グランドが人でかなり埋まってる。世界中どこでも大人気なんやなぁと感心する。ライブはミュージカルチャー渋谷店店長TTMさんのレクチャーにより聴いたことのあるニューアルバムからの曲を連発。特にあの「きゃあーりおーーぅん きゃあーりおーーぅん」って曲の時の盛り上がりかたはハンパなく凄かった。「おー、なんかいい!」って思うもこの曲が終わると同時にもういっかと思いビールを求め売店へと向かう。
16:15
ビールを片手に場内をうろうろ。絶叫マシーンに乗ってはしゃいでるキレイなおねえさんをボケーっと眺めてるところを友人に発見される。
そういえば会場内には遊園地もあるんですって。
16:20
前から歩いてきたキレイなおねえさん2人組が最高のスマイルで僕に手を振ってくる。オーストラリアでもやっていけるという自信が確信に変わる。
16:50
コンバースエッセンシャルステージへ向かい、近くのインド料理屋で買ったタンドリーチキンを食いながら『VINES』をラスト3曲ほど観る。
17:00
となりのグリーンステージで『KASABIAN』スタート。1曲目のShoot The Runnerからみんな大合唱。サブステージのこんな中途半端な時間帯に出てるのが不思議に思えてくるくらい大人気。その後もシングル曲を連発。しかし、後ろ髪を引かれる気分でジョンバトラートリオを観にメインステージへと向かう。
17:40
地元出身ジャムロックバンド『JOHN BUTLER TRIO』。かっこいい。でもなんだか眠い。だからスタンド席でちょっと寝る。
18:00
『THE KILLERS』スタート。メンバーの登場と同時に沸き起こった大歓声で目を覚ます。3曲目ぐらいですんごい有名なシングル曲やって満足した僕はメインステージをあとにする。
18:25
リリーワールドにふらっと立ち寄るとステージ上でパンツコンテストが行われていたのでちょっと見学。ようは男達がステージに上がってどれだけ素敵なパンツをはいてるか競い合うコンテスト。くだらなすぎてbeerを買いにshopへと向かう。
18:45
ボイラールームステージで『THE STREETS』スタート。一曲目からいきなりアークティックモンキーズのI Bet You Look Good On The Dancefloorをカバー。めちゃくちゃ盛り上がる。
19:00
欧米で超話題になってる『HOT CHIP』を観るためホットハウスステージに移動したもののセットチェンジがすんごい遅れて結局15分おしでスタート。ストリーツもっと観ときゃよかったと激しく後悔する。
1曲だけ観てメインステージのジェットへ向かう。
19:30
『JET』。ジェット子。ジェット郎。とんでもない盛り上がりを期待していたものの意外とまったりムード。てゆうかみんな朝からビール飲み続けてるからライブどころじゃなくなってる。目の前にいたグループなんかはわけもわからず5ドル札の踏みあいゴッコを始めたり日焼け止めクリームを頭の上で絞りきってシャンプー始めたり‥。とにかくみんなジェットの生演奏をバックに悪ふざけをしながらおもっきし楽しんでる感じ。入場して一目散にアルコールリストバンド引き換えにいったりしてたこともあわせて、やっぱりこっちの人はライブを娯楽ツールの一つとしか考えていないような気が終始しました。日本やと開場の何時間も前から並んだりグッズ売り場で長時間費やしたり必死に最前列キープしたり。そんなことしてるヒマがあったら一杯でも多くビールを飲むって感じなんでしょうね。どのアーティストの時でもサクッと前まで行って観れたし。ジェットの話しからかなり脱線してしまいましたがそんな印象です。とりあえずアーユーゴナビーマイガールはめちゃくちゃ盛り上がりましたYO。
20:10
コンバースエッセンシャルステージで『BOB EVANS』を観る。癒し系ロック。ビートルズのTicket To Rideのカバーをやってくれて僕はごきげん。
20:30
昼食ったパスタの味が忘れられなくて再び買いに行く。Again。
おばちゃんが僕のことを覚えてくれていてさらに大盛りにしてくれる。
20:40
メインステージに移動。スタンド席でパスタを食いながら『MUSE』を見学。
ラスト3曲くらいやったけど、3ピースバンドとは思えないすんごいぶあついバンドサウンドに感服。
21:10
10分押しでついにヘッドライナーの『TOOL』がスタート。正直日本人の僕には毎年いろんな海外のフェスでメタリカやレッチリなどと並んでヘッドライナーとして出演してる事実が理解できてなかったけど、きょうI understand。グランドもスタンド席も超満員。お客さんのトゥールTシャツ着用率が異様に高い(ちなみにビッグデイアウトの前日にシドニー市内でトゥールの単独ライブがあったんすけど、昼間から街中はトゥールTシャツを着た人たちで溢れかえってました)。僕のまわりにいた人たちは曲に合わせて意味不明なダンスを繰り広げ、一曲終わるたびに熱い抱擁を交し合う。これはハンパじゃないなと。なんか凄いぞと。想定の範囲外なカッコよさで僕も思わずグランドに降り人の合間を縫って前方へ進みトゥールワールドを堪能。日本でももっと評価されるべきバンドだと思います。
22:00
電車の時間も考慮し少し早めにメインステージをあとにして帰り仕度を始める。
クロークに預けていた荷物を取りに行く途中、キッズが現行犯逮捕される瞬間を目撃する。オゥイエー。
トイレの列に並んでいると突然前から歩いてきたオッサンが「セルティーック!!」と叫び僕が着ていたセルティックのユニフォームの胸のエンブレムに噛み付いてきた。しかもちょうど乳首のあたりで痛かった。どうもシドニーではセルティックサポーターがとても多いらしく(スコットランドからの移民の家系が多く住んでいるためだと思われる)、朝から晩までたぶん100回は「ナカムラー!!」とか「シュンスケー!!」とか言われてハグされたり記念写真撮られたり、一番ひどかったのは芝生で座りながら、ライブ観てたら突然後ろから思っきし抱きついてきて、しかもなんかホモっぽいやつで、すんごい体さわってきて、ネチネチ密着度が高くて、こっちのジャンルでもオーストラリアでやっていけるんではなかろうかと思いました。
00:40
そんなこんなで予定より一時間くらい遅れて帰宅。帰りの電車で僕も友人も寝てしまい降りなければいかん駅を乗り過ごしてしまったからなんすけどね‥。
あしたは朝いちの飛行機で日本に帰る予定。
はたして僕は起きれるのか!?無事に日本に帰れるのか!?恋がしたい!!
次回、『渋谷の中心で愛をもらう』をお送りします。
TEXT&PHOTO;ASAMI (MusiCulture東京)
